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銀行に提出する分かりやすい資金繰り表


資金繰り表の作り方を分かりやすく解説するなら、家計簿と同じということになります。会計は複式簿記なのですが、家計簿は単純に入金と出金を記入するだけです。資金繰り表も同じで、家計簿の感覚でお金が入ったら入金、お金が出て行ったら出金というように書くだけです。ただ、会計上は出金しているように見える減価償却や各種引当金ですが、実際にはお金の動きはないので、資金繰り表には書きません。ここが少しややこしい点です。。

分かりやすく資金繰り表を作成する方法 

まず資金繰り表を作成するうえで、やるべきことは前期繰越残高の数字を決めることです。この筋は現預金や定期預金などの流動性が高いものを合計したものになります。この数字を固めることができたら、次は経常収入の欄を固めていきましょう。

経常収入の欄は現金なのか?売掛なのか?手形なのか?回収した手段によって記入欄が異なる点が注意点です。試算表には現金売上という項目はないので、売掛金から想定することになります。

次に作成するのが経常支出です。これは損益計算書で作成している経費項目をそのまま使って作成すると楽です。ただ、あまり細かくても銀行に提出する資金繰り表の作り方としては、正しくないということができますので、人件費などの経費に占める割合が大きな経費項目だけをピックアップして、それ以外の経費項目はその他販売管理費などの表現でまとめてしまう作り方をおすすめします。

なお、財務支出などについては、銀行からの借入金の設定が最も大切になりますので注意してください。当然、借入できたことを前提として、財務支出等を作成します。
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